銀座は、昔から東京の代表的な繁華街として多くの人々に親しまれています。そのため、「銀座」の名が付いた歌謡曲も多数存在し、特に終戦後から昭和40年代の作品が多いです。
当時は現在ほど東京の繁華街が多くなかったため、銀座は華やかさと憧れの象徴として歌われました。
おすすめの銀座の歌3選
さて、そんな銀座を歌った名曲の中から、昭和レトロに浸れる3曲をご紹介します。
まず1曲目は「銀座カンカン娘」。この曲は東京メトロ銀座線の銀座駅の発車メロディーとしても使われています。
2曲目は「銀座の恋の物語」で、こちらは日比谷線の銀座駅の発車メロディーとしても使われています。
そして、本日のイチオシは3曲目の「銀ブラ娘」。昭和の大歌手である美空ひばりが13歳のときに歌った作品です。
「銀ブラ娘」の作曲はヒットメーカーである服部良一が手掛けています。
彼はジャズやクラシックを背景に持ち、軽快なブギウギのリズムとメロディの組み立てでノリノリになれる隠れた名曲を生み出しました。「金があっても金がなくても ランラ銀座はブギウギ」といったコミカルな歌詞も、この曲の癖になる魅力のひとつです。
これら銀座の歌を口ずさみながら、ぜひ銀ブラを楽しんでみてください。昔ながらの魅力と今の銀座の輝きが交差する、素晴らしい時間を味わえることでしょう。レトロな喫茶店や老舗の和菓子屋、そして最新のブランドショップやアートギャラリーなど、銀座にはさまざまな魅力が詰まっています。歌に詠まれた昔の風景を思い浮かべながら、歴史と文化が息づく銀座の街を歩くことで、まるでタイムスリップしたかのような感覚を楽しめるでしょう。
音楽と街歩きを組み合わせることで、また違った銀座の魅力に気づくことができるかもしれません。